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スギアカツキ【たまごのはなし】

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「たまごが一番大好きな食材」という食文化研究家のスギアカツキさんが、その経験と好奇心を生かしたさまざまなアプローチで「たまご」を掘り下げる連載です。
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記事一覧

子どもが料理好きになる秘訣を発見「キャロットバナナケーキ」/スギアカツキ

子どもと一緒に「キャロットバナナケーキ」を作って、あらためて感じた“料理の楽しさ”今回は…

ふわしゅわな食感にブームの予感!「台湾カステラ」を作ってみよう/スギアカツキ

「台湾カステラ」ってどんなもの?タピオカドリンクに続くブームの予感がする台湾グルメ。 そ…

画家モネから学んだ秋の味「栗のガトー」を作ろう/スギアカツキ

直島での思いがけない出会い先日、夏の終わりの締めくくりとして、いえ秋の訪れを楽しく迎える…

のりたま60周年に学ぶ、進化と楽しさの重要性/スギアカツキ

“日本一有名なふりかけ”と言っても過言ではない存在といえば、丸美屋の「のりたま」。 皆さ…

「ハムカツ」のバッター液の理想的な配合を突き止めた!/スギアカツキ

私は日頃から人を招いて食事をふるまうのが大好き。 気の置けない友人やその家族はもちろんの…

たまごひとつで作る家庭菓子 「カカオとベリーのクラフティ」/スギアカツキ

今の自分ができること長いコロナ禍の生活が続いています。皆さんもさまざまなストレスや不安を…

究極の「茶碗蒸し」を目指して/スギアカツキ

好きこそものの上手なれたまご料理のなかで、格別に好きなメニューがあります。それは、「茶碗蒸し」。 小さな頃から馴染みのあるのは母の味です。 まだ言葉がたどたどしかった頃に「チャームシ」と耳から覚えたせいか、小学校に上がっても茶碗蒸しのことを“チャームシ”と信じて疑わなかったことは、ちょっぴり恥ずかしいエピソードです。 そんな幼い頃からリクエストしていたメニューを、今では自分で作るようになりました。 大好きなメニューだからこそ、美味しく作れるように、日々練習を重ねています

焼きながら幸せな気分になれるフワフワパンケーキ作りの秘策/スギアカツキ

定番料理が豊かになる幸せ。 皆さんにとって“朝ご飯の理想”って何でしょうか? 白いご飯に出…

心とからだに寄り添う「温そうめんのフワフワ雲あんかけ」を作りませんか/スギアカツ…

時には栄養のことを忘れて。「栄養のあるものを食べなさい」。 これは、私たちが古くから諭さ…

見つけた! おいしい味付けたまごを作るベストシンプルレシピ/スギアカツキ

好きなたまご料理は、何ですか? だし巻きたまご、オムレツ、目玉焼き……。 心が躍る元気なイ…

ステイホームで覚醒! 家族で楽しむ創作目玉焼き/スギアカツキ

コロナ禍でのステイホーム生活、皆さんはどのような毎日を過ごしていましたか?  衣食住それ…

デンマーク伝統のオープンサンド「スモーブロー」を作ってみよう/スギアカツキ

少し前になりますが、デンマーク・コペンハーゲンに行ってまいりました。もちろん旅の目的は、…

福岡からポルトガルへ!? 旅気分も味わえるカスタード饅頭「ポルトス」の魅力/スギアカ…

旅に出た時、皆さんはどのような視点で土産菓子を選びますか? “売上ナンバーワン”の看板で…

ケールをおいしく味わうための魔法を見つけました/スギアカツキ

毎日ちょっとずつ、ほんの少しでも美しく進歩できたらいいなと思って生きています。そんな私の考えを力強く支えてくれるのが、「美容食材」。今や世界中のどこにいても、意識次第で魅力的な食材に出合うことができる時代になり、その情報は日々アップデートされているように感じます。そして今、私自身の食生活にようやく馴染んできたのが、「ケール」です。 青汁やスムージーの材料として一躍ブームになりましたが、当時は生鮮野菜として買うことが難しかったり、いざ頑張って入手して食べてみると、値段の割にあ