見出し画像

春の露地で思い出した母の味!「つくしの卵とじ」を作る

私がまだ幼かったころ、川原や空き地に生えていたつくしを摘み、それを母に渡して卵とじをよく作ってもらっていました。
そんなことはすっかり忘れていたのですが、先日たまたま通りかかった近所の空き地に、つくしがたくさん生えているのを見つけて、ふと、懐かしい記憶がよみがえってきました。

【作り方】
1)つくしのはかまを取る。
2)水に浸して、3回水を取り替え、重曹を入れた熱湯で茹でてあく抜きをする。
3)よく水気を切り、ごま油で炒めてから砂糖めんつゆで煮る。
4)最後にでとじて出来上がり。

つくしを摘むときは、なるべく頭の部分が固く閉じている物を選びます
はかまの取り方やあく抜きの方法などは、実は全然知らなかったのでインターネットで調べました。
……便利な時代ですよね~。

独特のほろ苦さがありますが、春の野草の苦味は冬の間、体にたまった毒素を排出すると聞いたことがあります。
数十年ぶりに食べた春の味、ごちそうさまでした♪

0416-2画像2

画像2

“おうち時間”が増える中、昨日はどんなものを食べましたか? 晴れの日卦の日、隣は何を食う人ぞ。このコーナーは皆さまが日々、ご自宅で食べているものを、ちょっとだけ見せていただき、現代人の食生活の実態に迫ろうという企画です。「毎日凝った料理を作る必要はないんだなあ」「そんなものまで手作りで?」「そういえば今、コレがおいしい季節だね」など、隣人の食卓を垣間見ることで、やる気とか元気とか勇気とかが出てくるかもしれません。毎週金曜日のお昼に更新していきます。
●投稿大募集●
【ひびこれ家飯】コーナーでは、皆さまからの投稿を募集しています。
#ひびこれ家飯 を付けてツイートをお願いします。