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ウチ飯/中澤日菜子

 この回がアップされるころには終息の兆しが見えていてほしい新型コロナウイルス。食べることが大好きなわたしとしては、自由に外食できないことがかなりのストレスになっている。
 とはいえ出られないものは仕方がない。せめてウチ飯くらい美味しく楽しく! ということで、せっせとこしらえてみた。その四月一日から十日までの我が家の夕食覚え書きです。微力ながら献立に悩むみなさまのおちからになれれば幸い。ちなみに朝食は各自、お昼はほぼスパゲティで過ごしております。

四月一日 カレーライス。じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、牛肉の純和風(?)カレーライス。カレーうどんが食べたかったのでわたしだけライスではなくうどん。かけうどんを作ってカレーを上に乗せ、刻んだ葱を散らす

二日 手作り餃子。豚ひき肉、にら  、キャベツ、にんにく、生姜。四十個くらい作ったかな。野菜多め

三日 山芋ステーキ、けんちん汁。ステーキソースはテッパンの醤油バター。けんちん汁に里芋をしこたま入れたのだが「芋いも過ぎてちょっともたれた」と家族から文句を言われる。しくしく……

四日 豚肉の生姜焼き、野菜サラダ。生姜焼きのタレは、すりおろし生姜、にんにく、醤油、酒、砂糖。ここに一時間は漬けておく

五日 近くの成城石井で買いだししたお惣菜。ラザニア、にら饅頭、焼き鳥、きのことオリーブのマリネ、シーフードピザ。ラザニアとピザとにら饅頭が炭水化物かぶりでちょっと失敗……サラダにしておけばよかった

六日 キムチ鍋。白菜、豚肉、キムチ、にら、大根、しめじ、エリンギ、絹ごし豆腐、うどん。うちでは締めではなく、ご飯代わりに茹でたうどんを適宜投入。鍋で煮始める前に、みじん切りのにんにくを胡麻油で炒め、いい香りがしてきたら豚肉とキムチを入れ、肉の色が変わるまで炒める。そのあとキムチ鍋のつゆを入れて残りの具材を入れていく。キムチ大好き一家なのでキムチ多め。すべて食べ終わったあと、生の中華麺(太麺)を茹でて、キムチラーメン卵入りにしておしまい

七日 唐揚げ弁当。近くの焼き鳥屋さんが新型コロナの影響でテイクアウトを始めたので利用してみた。宮崎地鶏が評判のお店だけあって、お肉が美味しい! 夫はタルタルチキン弁当。手作りのタルタルソース、卵が濃厚、揚げ鶏とこれまたよく合う

八日 トマトソースハンバーグ、サラダ。うちではハンバーグに入れる玉ねぎは生のまま。炒めない。脂っぽさが抑えられるし、焼き上げたあとのパティがしゃりしゃりしていて、食べ応えもグッド。特に新玉ねぎの出る今頃は玉ねぎの甘さが際立つー 。ソースはケチャップとウスターのお惣菜風のときもあれば、デミグラスの場合も。さっぱり食べたいときはポン酢と大根おろしでいただく

九日 五目うま煮そば、焼き鳥。五目うま煮は、白菜、たけのこ、にんじん、エリンギ、しめじ、きくらげ、豚肉、ヤングコーン、うずら卵の醤油煮。あら九目だわ。醤油味の生ラーメンを作って上に乗せる。焼き鳥はこれまた近所の別の焼き鳥屋さんで、レバー、鳥皮、ハツ、タン、カシラをテイクアウト。すべてタレ

十日 茄子とベーコンのトマトソーススパゲティ。本格的なトマトソースではなく、茄子とベーコンをにんにくで炒めたあと、トマト缶とケチャップで適当に味付けしただけ。家でちゃっちゃと食べるぶんにはこれでじゅうぶん

……というような感じで十日間を過ごした。
 さぁて今夜はなににするかなっ。

【今日のんまんま】
四月一日のカレーうどん。余ってた野沢菜を茹でて彩りに。んまっ。

今日のんまんま


この連載では、母、妻、元編集者、劇作家の顔を持つ小説家であり、食べることが大好きな中澤日菜子さんが、「んまんま」な日常を綴ります。連載は、ほぼ隔週水曜日にお届けしています。

文・イラスト・写真:中澤日菜子(なかざわ ひなこ)/1969年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒。日本劇作家協会会員。1988年に不等辺さんかく劇団を旗揚げ。劇作家として活動する。2013年に『お父さんと伊藤さん』で「第八回小説現代長編新人賞」を受賞。小説家としても活動を始める。おもな著書に『お父さんと伊藤さん』『おまめごとの島』『星球』(講談社)、『PTAグランパ!』(角川書店)、『ニュータウンクロニクル』(光文社)、『Team383』(新潮社)、『アイランド・ホッパー 2泊3日旅ごはん島じかん』(集英社文庫)、『お願いおむらいす』(小学館)がある。小学館P+D MAGAZINEにてお仕事小説『ブラックどんまい! わたし仕事に本気です』連載中。
Twitter:@xrbeoLU2VVt2wWE

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中澤日菜子【んまんま日記】
中澤日菜子【んまんま日記】
  • 38本

この連載では、母、妻、元編集者、劇作家という顔を持つ、新進気鋭の小説家・中澤日菜子さんが、「んまんま」な日常を綴ります。

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