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ケールをおいしく味わうための魔法を見つけました/スギアカツキ

毎日ちょっとずつ、ほんの少しでも美しく進歩できたらいいなと思って生きています。そんな私の考えを力強く支えてくれるのが、「美容食材」。今や世界中のどこにいても、意識次第で魅力的な食材に出合うことができる時代になり、その情報は日々アップデートされているように感じます。そして今、私自身の食生活にようやく馴染んできたのが、「ケール」です。

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青汁スムージーの材料として一躍ブームになりましたが、当時は生鮮野菜として買うことが難しかったり、いざ頑張って入手して食べてみると、値段の割にあまりおいしくなかったり。そんな経験をしたことで、自分の美容食リストからはしばらくはずされていました。

そんなケールですが、最近、日本で本格的に栽培する農園が増えてきたことにより、スーパーでも頻繁に見かけるようになったのです。しかも、おいしい。このブレイクスルー的な出合いは、ケールへの興味を再び高めるきっかけになり、なるべくおいしく食べることを考えはじめました。

ケールの栄養ロスをなるべく防ぎながら、たっぷりおいしく食べること。そのようなイメージを持ちながらレシピを考えたとき、そのポイントは「温泉玉子」にありました。

まず、ケールは生で食べるのではなく、加熱することで新たなおいしさを発見することができます。キャベツや小松菜などと同様に、油で炒めるのです。これがおいしくたっぷり食べるためのコツとも言えるでしょう。

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また、ケールが持つ豊富な栄養を活かしながら、より良い組み合わせを考えると、「たんぱく質」は重要。健やかな身体・肌・髪を作る元になりますから、一緒に炒め合わせることを考えましょう。中でも私のお気に入りは、エビ。味付けは、「ソース」が絶妙です。

ソースは何でも合いますが、一番のオススメは、普通の中濃ソースとんかつソースウスターソースもおいしいです。炒めたケールとエビを盛り付け、

最後に乗せるのが、「温泉玉子」。

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苦みというケールの個性を上手に和らげながら、濃厚な味わいにまとめてくれます。ケールのシャキシャキ感とエビのプリプリ感。この、別世界にいる食材をつなげてくれるのが、とろーりたまごなのです。

ちなみに、ケールをサラダで食べる時にも、温泉玉子はよく合います。

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トッピングのオススメとしては、リンゴソーセージチーズ。これらの食材と合わせることで、普通のサラダにはない、無二の味わいを楽しむことができるでしょう。

ケールをおいしく食べるために必要なのは、やっぱりたまごでした。私にとって「たまご」は、どんな食材にも、あたたかな光を注(そそ)いでくれる女神のような存在なのかもしれません。

この連載では、「たまごが一番大好きな食材」という食文化研究家のスギアカツキさんが、その経験と好奇心を生かしたさまざまなアプローチで「たまご」を掘り下げていきます。【たまごのはなし】は、ほぼ隔週火曜日に掲載します。

文・写真:スギ アカツキ/食文化研究家。長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを幅広く学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)、女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)が好評発売中。
「みなさん、一番大好きな食べ物ってなんですか? 考えるだけで楽しくなりますが、私は『たまご』という食材に行きつきます。世界中どこでも食べることができ、その国・エリア独特の料理法で調理され、広く愛されている。そしてなにより、たまごのことを考えるだけで、ワクワクうれしい気分になってしまうんです。そこで、連載名を『たまごのはなし』と題し、たまごにまつわる“おいしい・たのしい・うれしい”エピソードを綴っていきたいなと思います」
Instagram:@sugiakatsuki
Twitter:@sugiakatsuki12

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